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学園だより

学園歳時記【さつき第8号】〜正午茶事ゼミ

平成24年5月31日(木)

例年にくらべ今年は涼しい5月でした。とはいえ夏日も多く、やはり衣替えは待ち遠しいものです。
5月31日(木)阿部宗正業躰の指導のもと、正午茶事ゼミが行われました。茶事の基本であり、もっとも格式のある「正午茶事」。ゼミでは、前礼・後礼などの作法、茶事における亭主方と客それぞれの手順や約束事について実際の流れに沿って学びます。風炉と炉の1回ずつ行われ、桐蔭席での茶事実習にむけてのいわば予行演習でもあります。例年、茶道科2年生が主体となって臨み、1年コースと研究科が見学に参加します。
茶道科は2年次からカリキュラムに茶事が加わり、卒業までにクラスの人数分だけの回数を行います。一人ひとりが亭主はもちろん半東や水屋、客など総ての役を務めます。これが本科である茶道科のいちばんの特長といえるでしょう。

今回のゼミでは平野真里香さんが亭主を務めました。「薄茶、濃茶、炭手前は茶事の割稽古だと普段から耳にしていましたが、水屋仕事など日頃の積み重ねのすべてが茶事に活かされるのだと実感しました。亭主役に最初は戸惑いもありましたし、ゼミではたくさんミスをしてしまいましたが、先生のご指導と先輩のアドバイス、何より同期のみんなの支えがあって何とか無事に終えることができました。亭主がひとりで茶事を催すことが理想だと思いますが、まず桐蔭席での茶事は50期生みんなの茶事です。とことん話し合いを重ね、力を合わせ臨みたいと強く思うようになりました。」

正客は田中萌さんです。「たいへん緊張しましたが、亭主の絶えない笑顔から、もてなしの心が伝わり主客が一体になる心地よさを感じました。ゼミであることを忘れてしまうほど楽しい時間を過しました。正客を務めるにあたって教本やビデオで勉強しましたが、じっさいに経験しないと分からないことがたくさんあります。席中だけでなく水屋方にも気を配り、ときには上手に間をとったり、正客の役目は本当に難しいものだと思いました。亭主とのやりとりも単なる問答に終わらないように、日頃の稽古から会話を楽しむことを心がけたいと思います。」

席中と水屋を結ぶ半東を務めた出雲稔章さんは、「半東の気配りによって亭主は客に集中できるようになるし、水屋は料理に集中できるようになるんだなあ思いました」と語ってくれました。

茶事はクラスが結束し日頃の学びの成果を発揮する絶好の機会です。桐蔭席での茶事にむけ、それぞれに実りの多いゼミになったようです。

「学園歳時記」では四季折々のさまざまな行事や出来事を紹介します。
平成23年度の「学園歳時記」はこちら

 

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