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学園だより

学園歳時記【かんなづき第3号】〜茶道科研修旅行〔前編〕

平成24年10月12日(金)

清々しい晴天に恵まれた10月12日(金)、茶道科全学年が日帰りの研修旅行に出掛けました。例年10月に実施している研修旅行。茶道科生にとって、学年の垣根をこえて学外で一日を過ごす特別な機会です。一昨年は岐阜県土岐・愛知県岡崎へ、昨年は阿波徳島を訪れました(昨年の研修旅行についてはこちらをご覧ください)。

朝8時半、寮の前から全員がチャーターバスに乗り込み京都を出発しました。移動中の車内は終始和やかな雰囲気。晴れやかな笑顔がならんでいます。市内を南下、阪奈道を経由し、1時間ほどかけて最初の目的地、生駒市の茶筅師・谷村丹後さんの工房に到着しました。500年ちかく代々続く茶筅師のお家です。ひとくちに茶筅と言っても種類はさまざま。裏千家の点前では白竹を主に用いますが、流派によっては煤竹や黒竹が選ばれます。天目用の茶筅をはじめ、茶碗や用途に応じた特製品もあります。色、形、長さの異なる多様な茶筅を学生たちは興味深く拝見しました。次に茶筅の製造工程を詳しく見せてもらいました。円筒形の竹が少しずつ茶筅へと生まれ変わります。緻密で丹念な手仕事に学生たちは息を呑み、視線は釘付けになりました。
「毎日の稽古で当たり前のように茶筅を使っていますが、1本の竹と糸だけで作られる茶筅に職人さんの洗練された技術と魂が詰まっていることを知りました」
「精巧な技術はもちろんですが、竹の特性を知り、見極める確かな目を養うことも大切だと教わりました」
「家族みんなでひとつひとつ丹念に作られている姿を間近で見て温かさが伝わりました。今まで以上に茶筅を大切に扱おうと思います」などの感想が聞かれました。

〔後篇〕へつづく
 

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