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学園だより

学園歳時記【しもつき第3号】〜石臼を科学する−『茶の科学』講義

平成24年11月6日(火)
『茶の科学』は茶道科1年の茶道専門講義科目の一つです。今日庵業躰の冨士田宗啓先生が講師をつとめます。月1回の講義では、お茶に深く関わる「水」や「炭」、「茶葉」をはじめ、「暦」や「寸法」、「鉄」などさまざまな題材が取り上げられます。ときには実験を行い、科学の視点から「お茶」に迫ります。11月6日(火)の『茶の科学』のテーマは「茶臼」。はじめに臼の種類と構造を学び、次に石臼で碾茶が挽かれる仕組みを詳しく教わりました。最後に冨士田先生の手ほどきをうけながら全員がひとりずつ石臼を回し碾茶を挽きました。
「石臼は細かいところにまで気が配られ、精巧に造られていることを初めて知りました。しかも石臼は、人の手から電力へ動力が変わっても時代を越えて昔の姿のまま今も使われ続けていることに驚きました」
「一所懸命に石臼を回しても挽かれた抹茶はほんの少しの量でした。抹茶の希少さを改めて感じました。だからこそ抹茶は大切に扱われてきたのだと思いました」
「8分画12溝。石臼の数学的な緻密さと、その製造を支えた丹念で高度な技。昔の人の知性と技術は本当に素晴らしいと思いました」
など、学生たちは溜め息まじりに感想を語ってくれました。挽きたての抹茶で薄茶を点て各々が喫し、講義は締めくくりとなりました。

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