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学園だより

学園歳時記【しもつき第5号】〜紅葉狩りハイキング〔東福寺篇〕

平成24年11月29日(木)

朝夕の寒さが肌を刺す頃となりました。底冷えする日が続いたせいか、市内各所で紅葉が一気に進んだようです。11月29日(木)、茶道科1年生が東福寺方面へハイキングに出かけました。
京阪電鉄京都線・東福寺駅の改札口を出ると、門前の伏見街道からすでに観光客で大賑わい。見ごろを少し過ぎたとはいえ、さすがに京都指折りの紅葉の名所です。東福寺は臨済宗東福寺派の大本山、山号は「慧日(えにち)山」。創建は鎌倉時代です。摂政関白・藤原道家が九条家の菩提寺として造営。南都七大寺である東大寺と興福寺にあやかり、それぞれ「東」と「福」の字をとって東福寺と名づけられました。25の塔頭のひとつ、同聚院をはじめに訪れました。本堂には国内最大級の不動明王木造坐像(重文)が安置されています。ご住職のお話を伺いながら間近で拝見させていただきました。高さ2.65メートルの不動明王の迫力に一同からため息がこぼれました。
東福寺の広大な敷地には渓谷が取り込まれています。境内を東西に横切る三ノ橋川にかかる三つの木造歩廊橋は、「東福寺三大名橋」と呼ばれています。人の波をかきわけ、さっそく『臥雲橋(がうんきょう)』を渡ります。日下門をくぐり境内へ入ると、右前方に本堂、入母屋造りの荘厳な大建築がそびえています。天井には堂本印象作の蒼龍図。本堂南側の三門は室町時代初期のものとされ、国宝に指定されています。東福寺方丈は四方に庭園が配されています。釈迦成道を表現し、「八相の庭」と称されます。1938年、昭和の名作庭家・重森三玲が手がけたものです。
三大名橋の二つ目、『通天橋(つうてんきょう)』を渡ります。黄金に染まる三ツ葉楓はすでに散りかけていました。それでも渓谷を埋めつくす色あざやかな紅葉は、まさに絶景、息を呑む美しさです。開山堂へのお参りにつづき、庫裏の脇をぬけ三つ目の橋、『偃月橋(えんげつきょう)』をわたり、塔頭・龍吟庵を訪れました。方丈は寝殿造りの名残りとどめる現存する最古のもの。方丈を囲むように東・西・南には趣の異なる枯山水。東福寺方丈と同じく重森三玲の手による石庭です。
「三大名橋」をあとにし次の目的地、泉涌寺へ向かいます。皇室の菩提寺として知られ、御寺(みてら)の尊称があります。四条天皇をはじめ後水尾天皇から仁孝天皇までの陵墓が営まれている墓所は月輪陵(つきのわみさぎ)と呼ばれています。国の重要文化財に指定されている仏殿は唐様建築の代表作とされる大伽藍です。
泉涌寺山内で昼食休憩をとり最後の目的地に向けて出発しました。山あいの閑静な住宅地をぬけ、急勾配の登山道に挑みます。目指すは稲荷山の頂上、そして伏見稲荷大社です。
 

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