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学園だより

学園歳時記【きさらぎ第4号】〜恩返しの茶会

平成26年02月15日(土)
底冷えの続く2月は折り返しを過ぎ、卒業式まで残すところひと月余りとなりました。 新年度へ向け3年生から後輩へ、さまざまな引き継ぎがなされています。
前日の雪が冷たい雨に変わった15日(土)、2年生と1年生が席主をつとめ壮行茶会を催しました。 卒業・修了する先輩へ感謝の気持ちを伝えたい。そんな思いから2年生が中心となり自主的に企画・開催したものです。

茶会のテーマは「水屋」です。待合の床には2年生の海老澤紗衣香さんが描いた水彩画。 菓子は前日の晩に1年生が手作りしました。うっすらと紅色がかった牛肥には 「ほほえみ」「めばえ」「玉(ぎょく)」「雪衣」と4つの銘がつけらました。 というのも、今回は大寄せの茶会ではなく、水屋当番の班ごとに4席が持たれたからです。 大炉、紹鴎棚、徒然棚、つぼつぼ棚を用いて趣向の異なる茶席が学園1階に営まれました。 客はいったん待合に入り、それから自分の班の席へ案内される形です。 気心の知れた主客が思い出を語り合い、和やかな時間を過ごしました。

水屋班ごとの茶席が用意されていることを客側は当日はじめて知りました。 下級生の粋な演出と細やかな気遣いが上級生の心を打ったようです。 「心のこもった素敵な恩返しでした」「これで安心して卒業できます」 と誇らしげに目を細め、冷たい雨のなか校舎をあとにする3年生。 傘をさす後ろ姿に少しだけ淋しさがにじんでいました。


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