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7月29日（金）、千 宗室家元・千 容子校長はじめ業躰・講師が出席し、研究科春期3か月コースの修了式および第1学期終業式が茶道会館にて執り行われました。

はじめに、修了証と学校茶道教授者適格証が代表者それぞれに手渡されました。
家元からは「竹の節目のように、過ごしている日々の中で一体どこに節目をつけるか、そして次にどうやって進んでいくかを考えてみてください。修了生の皆さんは今日が一つの節目になりました。しかし毎日節目ばかりでは心身が固まってしまうのである程度は自由に、正しいところに節目を打てるように茶の湯の自由さとそれを裏付ける基本の双方を考えながら、これからも茶の湯に臨んでください。」と祝辞。
校長からは「研究科6か月コースに続けて進む方々も、そうでない方々も、この3か月の間存分に学んだことを地元に持って帰っていただきたいと思います。コロナや熱中症が心配ですが、どうぞ気を付けて日々の生活を送ってください。」と式辞。

式の最後には春期3か月コースを代表して河原美和子さんが「どの先生の教えも素晴らしく、私たちのどんな質問にも真摯に受け止め、質問したこと以上の教えをいただきました。ここで素敵なお仲間と出会えたご縁を大切にしながら、これから地元に帰りましても裏千家のお茶を一人でも多くの方々にお伝えすることができればと思っております。」とお礼のことばを述べました。

令和4年度7月修了者（カッコ内は出身地）
◆研究科春期3か月コース
中込惠美子（秋田県）　黒田美也子（京都府）　河原美和子（北海道）　板垣晶子（京都府）
木山美香（広島県）　尾関直子（アメリカ）　鷲頭ゆき乃（北海道）　島野 仁（埼玉県）　田村昂平（滋賀県）