学園だより

謝恩茶会お手伝い〜すべての方に萬分感謝〜

平成24年3月14日(水)

本日は茶道科48期生の皆さんの集大成、謝恩茶会でした。

1年コース・研究科も微力ながらお手伝いさせていただきました。何ヶ月も前から、いろいろな準備に3年生が頑張っておられる様子、また2年生・1年生が先輩のために懸命に動いている姿を見ていましたので、謝恩茶会当日に茶道科の皆さんと一緒に亭主方を務めさせていただき嬉しく思いました。
点心席でお運びをしていると、先生方をはじめ日々お世話になった食堂の方や寮の管理人さんの姿もありました。修了生の一人として感謝の気持ちで、お一人ずつに運ばせていただきました。

客として席入りした際、3年生の大場さんのご家族と一緒になりました。お父様が正客にお座りになり、一碗を戴かれる様子は大変感動的でした。娘さんの成長を喜び、感謝の気持ちでおられたのでしょうか。先日の創立50周年記念講演のなかで大宗匠様が仰った「一碗に出会う喜び」が思い起こされました。
また、一年間おなじ水屋当番を共にした堀江さんが半東でした。本席のお軸である学校長様の『聴泉聲』をうけて、「これからも裏千家学園という泉の声に耳を傾けながら歩んでいきたい」と堀江さんは語りました。彼女の言葉に私は心から共感しました。

この一年間お世話になった学び舎で過ごすのも、あと一日。最後に全校生がひとつになって大きな行事に取り組み、一緒に時間を過ごすことができ、本当に幸せな一日でした。ありがとうございました。


平成24年3月14日付 研究科研修日誌より 

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