学園だより

平成24年度入学式

平成24年4月6日(金)
ようやく咲きはじめた桜花に迎えられ、新入生たちが裏千家学園の門をくぐりました。
4月6日(金)、千 宗室学校長・千 容子副校長はじめ保護者の方々や業躰講師らが出席し、平成24年度茶道科・1年コース・研究科春期3か月コースならびに外国人研修コース入学式が執り行われました。
学校長から「新入生の皆さん一人ひとりがジグソーパズルのピースのようなもの。これまで歩んでこられた過程や経歴が違うように、ひとつとして同じピースはありません。どれかひとつ欠けてもパズルは完成しないものです。豊かな居心地の良い場を共につくることを心がけ、学園生活をスタートさせ、同期の仲間と共に一枚の絵を描いていってください」とメッセージが贈られました。
副校長からは、「全寮制という新しい環境のなかで戸惑うことも多いかと思いますが、健全な生活こそが学びの第一歩。京都での寮生活に慣れることから始め、自分のペースを掴み、それぞれの学習に励んでいってください」と言葉が掛けられました。
新入生を代表して、茶道科51期生 小野田文子さん、一年コース 笠倉まさ江さん、研究科春期3か月コース 瀬口明美さん、外国人研修コース アリーサ・アルヴェさんから誓いの言葉が述べられました。
式後は利休御祖堂に入学の報告をし、茶道会館 心花の間にて実技講師による呈茶を受けました。午後は利休居士はじめ歴代宗匠の墓参のため大徳寺聚光院を訪ねました。
今年度の新入生は茶道科51期生8名、一年コース6名、研究科春期3か月コース5名、外国人研修コース4名。いよいよ学園生としての新しい生活が始まります。

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