学園だより

【サマースクール第2報】〜平成24年度 裏千家学園主催サマースクール報告

平成24年8月1日(水)

本年度のサマースクールB日程が7月31日(火)〜8月1日(水)に行われ、4団体から33名が参加しました。
サマースクールの一日は茶室の掃除から始まります。実技講師の指導のもと受講生たちは、ハタキや箒、雑巾を手に茶室を清めます。次に床の間に軸をかけ、花を入れます。棗に茶をはき、点前の茶碗に茶巾や茶筅を仕組むのも受講生自身です。茶室や道具を整えることだけが目的ではありません。掃除や水屋仕事の実践を通して、稽古に臨む心を整えることの大切さを学びます。これがサマースクールの最大の特徴といえるでしょう。また、実技内容は割稽古や薄茶点前が中心ですが、立礼など各学校の要望に応じています。
B日程には、昨年から引き続いて参加した学生もたくさんいました。「一年ぶりの裏千家学園。私のことを覚えてくださっている先生もいて、とても懐かしい気持ちになりました。前回の経験のおかげで、落ち着いて稽古に臨み、違った視点から点前について考えることもできました」と参加者の一人は語ってくれました。


◇B日程[7月31日・8月1日]参加の各学校(団体)

慶応義塾大学慶茶会(東京都港区)
慶應義塾女子高等学校(東京都港区)
東海大学付属望洋高等学校(千葉県市原市)
好中宗智社中(広島県豊田郡)
 




サマースクールの概要、これまでの実施例については、こちらをご覧ください。


 

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