学園だより

第3学期始業式

平成25年1月15日(火)
年末年始を地元で過した学生たちが元気に学園へ戻ってきました。いよいよ第3学期の始まりです。1月15日(火)、前夜から続いた雨がみぞれに変わり、厳しい冷え込みの朝、平成24年度第3学期始業式が茶道会館にて執り行われました。
学校長から、「学生諸君が健やかに初春を迎えたことを嬉しく思います。始業式に始まり、終業式を迎えるという起承転結を繰り返しながら皆さんは学園生活を送っています。卒業や終業は『結』にあたりますが、決して終わりを意味するものではありません。途切れずに次に繋がっていくべきものです。そのことを心に留めて最後の学期に臨んでください」と告辞が述べられました。
副校長からは、「今朝、家元では正月飾りを焚き上げ、『松の内』が終わりました。皆さんにとっても学園での日常の再開です。3年生はやり残しのないように、1・2年生は来年度へ向けてよい準備ができるように気持ちを新たにし、体調管理に気をつけ、3学期を過してください」と励ましの言葉が掛けられました。
式後、茶道会館1階茶室「心花の間」にて実技講師による初点が行われました。圓能斎筆の一行「和敬清寂」をはじめ、同じく圓能斎好みの国師丸釜や茶碗、紅白の椿にいたるまで学校長お心いれの取り合わせです。最終学期への決意を胸に、引き締まった表情で学生たちは新年最初の濃茶を連服しました。

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