学園だより

学園歳時記【ふづき第3号】〜研究科春期3か月コース壮行会

平成25年7月9日(火)
例年より早く梅雨が明け、京都はすでに厳しい暑さに見舞われています。7月の京都といえば祇園祭一色です。1日の「吉符入り」を皮切りに、翌日には「くじ取り式」が挙行され、いよいよ四条通界隈では10日から「鉾建て」が始まります。
7月9日(火)の放課後、研究科春期3か月コースの壮行会が京都ブライトンホテルにて行われました。修了予定の研究科生をはじめ阿部宗正副業躰長と担任の白波瀬宗幸業躰、関根宗中教頭と事務所職員2名が出席しました。 はじめに主催者を代表して関根教頭が挨拶を述べ、続いて阿部副業躰長による乾杯の発声。それから一同は食事と歓談を心ゆくまで楽しみました。濃密な3か月を振りかえり話題は尽きません。日々の実技や水屋当番、宗家稽古の見学や行事参加、そして桐蔭席での稽古茶事。目まぐるしい毎日を過ごし、立ち止まる暇もありませんでした。恒例のスピーチでは研究科生がひとりずつ改めて自己紹介。入学の動機やいきさつ、今後の抱負、そして3か月間のさまざまな思い出が語られると、別れを惜しんで涙ぐむ学生もいました。お互いを知り、いっそう親睦が深まったようです。最後に白波瀬業躰が閉会の挨拶。熱い励ましのメッセージが贈られ、実り多い和やかな夕べはお開きとなりました。

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