学園だより

学園歳時記【ながつき第2号】〜第5回「茶の湯講座」―山口富藏氏に学ぶ日本の心

平成25年9月19日(木)
日中の強い陽射しは猛暑の名残りを感じさせますが、朝夕の涼しさは秋そのものです。 中秋の名月にあたる9月19日(木)の午後、第5回オムニバス授業「茶の湯講座」が開催されました。今年度から導入された「茶の湯講座」は、毎回さまざまな分野の講師を迎える新しい授業形態です。 第4回「茶の湯講座」では千家十職の袋師・土田友湖氏を講師に迎えました。こちらをご覧ください。
今回のテーマは『茶の湯とお菓子』、講師は京菓子司末富の主人・山口富藏氏です。裏千家学園では20数年来、製菓実習の指導を担当されていますが、講演いただくのは今回が初めてです。 外国人研修生を含めた全校生が聴講しました。
「もてなし」「うつろい」「かさね」「見立て」。 キーワードを手がかりに、彩り豊かな菓子の世界に深く迫る山口先生のお話。しだいに日本の心と美の有りようが浮き彫りにされ、学生たちはどんどん引き込まれていきました。 締めくくりに四季折々の菓子およそ50種をスクリーンに写しだしながら、由来や特徴を詳しく解説してくださいました。

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