学園だより

学園歳時記【かんなづき第3号】〜専修学校各種学校協会体育大会

平成25年10月19日(土)
10月19日(土)、京都府専修学校各種学校協会体育大会が京都府立体育館にて開催されました。 この大会は一般社団法人京都府専修学校各種学校協会(神ア清一会長・加盟校44校)が主催する専門学校生のためのスポーツの祭典です。 昭和54年に第1回大会が行われ、今年は第35回の記念大会。京都市を中心とした23校から、およそ1500名が集いました。 京都府立体育館(北区大将軍)は、昨年10月から約1年をかけて大規模な改修工事が施されました。 体育館の床面がすべて張り替えられ、空調設備が新しくなり、大型スクリーンも新設。 さらに館内照明にLEDを採用し、屋上には太陽光発電を設置するなど環境に配慮した先進の設計です。
リニューアルを終えたばかりの真新しい館内に選手団が入場。午前9時20分、開会式が始まりました。 協会会長や来賓の挨拶、昨年度優勝トロフィーの返還に続き、茶道科2年の小倉美加さんが特別表彰を受けました。 35回記念大会にあたり、大会プログラム表紙の図案応募に出品し、アニメやデザインの専門学校生らの多数の応募作品をおさえ優秀賞の栄誉に輝いたのです。 館内でひとりだけ和服姿の小倉さんに賞状と記念品が渡されると、大きな拍手と歓声が沸きあがりました。 小倉さんの作品は第40回までの5年間、大会プログラム表紙を飾ることになります。
裏千家学園は今年、男女卓球と女子バレーボール競技にエントリー。 卓球には男女それぞれ2名が出場し、茶道科3年の小島さなよさんが個人戦ベスト4、 茶道科1年の坂本辰生くんは個人戦ベスト8の好成績をおさめました。 残念ながら女子バレーボールチームはグループリーグ2試合いずれも接戦のすえに敗れ予選敗退。
記念大会にあたり裏千家学園は呈茶席を設けました。春秋棚と野点傘が設えられたロビーは、競技会場とはまったく雰囲気のちがう「和」の空間に様変わり。 菓子は京都製菓技術専門学校の皆さんが手作りされた400個の薯蕷饅頭。 きもの姿の茶道科生と1年コース生が点前とお運びを担当し、試合の合間に訪れる選手や応援団、大会関係者をもてなしました。

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