学園だより

学園歳時記【みなづき第1号】〜蓮の序章

平成27年06月02日(火)

観測史上もっとも暑いと発表された5月が過ぎ、いよいよ6月の始まりです。2日(火)の放課後、庭園部が今年度はじめて公式の集会を開きました。 庭園部は昨年5月に生まれた新しい部活。3級造園技能士の資格をもつ千葉幸司くん(茶道科2年)が部長です。 これまで名園の観賞や植物の研究、庭木の手入れや茶花の栽培など盛んに活動してきました。 今日の集まりには新入部員6名をふくむ10名が参加。今年度の目標や取り組みを部長が説明しました。

裏庭に場所を移し、つぎは実践。課題は「蓮の手植え」です。部長が舞妃蓮(マイヒレン)の種を持参。 知り合いから譲り受け、あらかじめ水につけ発芽させておきました。ハスと言えばレンコンを株分けして増やすのが一般的ですが、今回は種からの栽培を目指します。 部長の手ほどきを受けながら、さっそく新入部員が植えつけました。「来年の夏に花が咲くかどうか分からない。まず株を大きく育てたい」と部長。 裏庭の花壇、通称『万葉茶花園』に近い将来、蓮池の水盤が加わるかもしれません。

庭園部には今日参加した部員のほかに2年生4名が在籍。1年生や外国人研修生のなかにも入部希望者がさらにいるようです。 蓮華の成長はもちろん、今後の庭園部の活動から目が離せません。

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