学園だより

小川和心寮

平成28年06月01日(水)

新しい学生寮の建設にあたり、昨年7月4日、御霊神社の小栗栖元徳宮司様が斎主をつとめ地鎮祭を執り行いました。 工事は順調に進み11月2日に上棟式。「鍬(くわ)入れ」から8か月間の工期を終え、今年3月24日、厳かに竣工式が挙行され、 晴れて「引渡し」となりました。

小川通を隔て校舎のはす向かい。新学生寮は「小川和心寮(略称:小川寮)」と命名されました。 学園創立者・鵬雲斎大宗匠様ならびに家元学校長様からの多大な援助に加え、400名を超える卒業生の方々からご寄付を頂戴しました。 皆様の温かなご支援に深く感謝を申し上げます。

京都市の条例により学園周辺は「歴史的景観保全修景地区」に指定されています。 建物を新築・改修する際は街並みに調和するよう細心の配慮が求められます。 屋根の勾配や外壁の色彩など多くの審査項目をパスした小川和心寮。小川通の落ち着いた風情にうまく溶け込んでいます。

爛漫の春、4月から男子学生16名が入寮。先輩方のご厚志に報いるよう学業に打ち込み、 これから入学する後輩へ気持ちよく宿舎を引き継げるよう、一同「立つ鳥跡を濁さず」を日々心がけているとのこと。 そんな学生たちの暮らしを学園だより『小川レポート』で紹介していきます。

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