消防訓練
平成28年06月07日(火)
6月7日(火)の午後、上京消防署隊員やセコムの警備員・セキュリティ機器担当者らの立会いのもと、小川和心寮で消防訓練を行いました。
災害時の対応能力を養うため、経過や役割などを敢えて細かく定めない、いわゆる「ブラインド訓練」です。
午後2時過ぎ、2階の個室から出火したという設定のもと、実際に火災報知器を作動させました。
非常ベルが鳴り響くなか、男子学生たちは速やかに避難。ひとりが119番へ通報し、別な学生は学園事務所へ状況報告に走ります。
一方、火元には消火器をもった数名が駆けつけ初期消火。
訓練を終え全校生が教室に集まり、京都市上京消防署・予防課消防司令補の中川真吾氏から講評をいただきました。
火災時の対応として最も大切な3つのポイント「通報・避難・消火」が挙げられ、小川寮初となる避難訓練の改善点についてもご教示くださいました。
締めくくりに消火器の扱い方のレクチャーを受け、小雨の降るなか校舎向かいの駐車場で放水訓練を行いました。
学生たちから「万一に備え、避難経路や消火器の場所は日頃から意識しなければならない」、
「防火設備や火災報知器の仕組みを知ることも大事だと知りました」、
「非常時こそ落ち着いて行動し、周りの人たちと連携を取ることの大切さを痛感しました」と、さまざまの感想が寄せられました。
災害・防災への意識が一段と高まったようです。
