抹茶のふるさとへ
平成29年05月11日(木)
新茶の季節です。5月11日(木)、茶道科2年生と外国人研修生が宇治市小倉にある丸久小山園の製茶工場を訪れました。
直射光を遮る覆下茶園に入り茶摘みを体験し、荒茶工場と精選工場の内部へ。
摘みたての茶葉が抹茶へ仕立てられる工程をじっくり見学しました。
締めくくりは出来たての薄茶「初縁(はつえにし)」の試飲です。
新茶特有の風味を茶団子とともに楽しみました。
市街地へ移動し昼食休憩をとり、次の行き先は上林記念館。
桃山時代に招来したとされる茶壷をはじめ往時の製茶道具、
さまざまな記録などから宇治茶の歴史について学びました。
観光客でにぎわう平等院の参道を横切り、朝霧橋を渡って宇治川の東岸へ。
最後に朝日焼陶芸資料館を訪ねました。
爽やかな陽気のもと、宇治の歴史と豊かな自然に触れる一日となりました。
