学園だより

朝礼スピーチより〜京都府専修学校各種学校協会主催 体育大会

平成29年10月05日(木)
茶道科1年 山田邦代

9月30日(土)、第39回京専各体育大会(バレーボール競技・卓球競技)に参加させていただきました。秋晴れの清々しい空気の中、久しぶりにスポーツに打ち込んだ一日となりました。会場の島津アリーナ京都(京都府立体育館)は全国大会や国際試合が開催される本格的なスポーツ施設です。第1競技場において開会式が行われ、学校名のプラカードを先頭に、42校よりおよそ500名の選手団が入場。

国旗と大会旗の掲揚に続いて主催者挨拶や選手宣誓。正式大会さながらの雰囲気を味わうことができました。先輩や同級生、外国人研修生とチームを組み、私は女子バレーボールに出場。残念ながら男女ともに予選リーグ敗退となりましたが、選手と応援者が一体となってプレーできたことは大変良かったと思います。普段お茶の学びを通して接している仲間とスポーツでつながり、触れ合うことで別の一面を見ることができました。

閉会式の折に組織委員の方がおっしゃた「大会を成功させることができたのは参加者全員の『勇気とやる気』があったからです」という言葉がとても印象に残りました。大会を通して私自身が強く感じたことがあります。それは、たった一日の大会を開催するために半年以上も前から多くの方々が準備に関わり、時間と労力を惜しみなく割いてくださったということ。そしてその積み重ねの上に当日があるのだということです。

日々の学園生活も同じです。今日という一日に安心して臨み、万事が整えられた学び舎で稽古に打ち込むことができるのは、多くの方々の支えがあればこそ。選手である私たちは日々感謝の気持ちを忘れずに「勇気とやる気」を持って真剣に取り組まなければなりません。それこそが数えきれないほど多くの支えに報いる道となるからです。

卓球個人戦では出場選手4人のうち、茶道科3年の小倉万理恵さんがベスト16まで勝ち進みました。


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