学園だより

学園歳時記【しもつき第1号】〜炉開き

平成29年11月01日(水)

11月1日(水)、前日に炉風炉入れ替えをすませたばかりの1階茶室にて炉開きが行われました。 「茶の湯の正月」とも称される節目の日、学生たちは紋付・着袴の正装をして晴れやかな笑顔で席入り。

待合で祝いの善哉をいただき本席へ。床は無限斎宗匠筆『喜得千秋寿』。坐忘斎家元作の一重切花入に恒例の白玉椿とハシバミ。 釜は家元好みの糸目釜鯰鐶付。炉縁は無限斎好みの遠山。点前座には家元好みの清閑棚が据えられ、水指は染付の桶皮。

茶杓は不見斎宗匠作の『仙家』。主茶碗は得入作の黒、銘は『松籟』。 家元学校長お心入れの取り合わせと業躰講師によるもてなしに、学生たちは引き締まった顔つきで濃茶を順服しました。


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