学園だより

第3学期始業式

平成30年1月13日(土)

凍てつくような厳しい寒さとなった1月13日(土)、千 宗室学校長、千 容子副校長はじめ業躰・講師が出席し、第3学期始業式が茶道会館にて執り行われました。故郷で年末年始を過ごし、リフレッシュした学生たちが顔を揃えました。

学校長より「昔からよく『病は気から』と言いますが、自分を甘やかしたり、怠けてしまうことも病いの一つです。何事も気の持ち方しだいですから、自分と勝負するつもりで最終学期に臨んで欲しい」と告辞。

副校長より「3学期は一年の締めくくりの学期です。自分が思い描いた目標へ向かって思い残すことのないよう、体調に気を付けて学生生活に臨んでください」と式辞が述べられました。

始業式に続き茶道会館1階「心花の間」にて初点が行われました。結び柳が飾られた床に淡々斎宗匠筆の『松韵通萬古(しょういんばんこにつうず)』。竹一重切花入に曙椿と鶯神楽。

点前座には坐忘斎家元好みの清閑棚に絵高麗の水指。大名物茶入「初花」肩衝の写しや得入作の黒楽など家元学校長お心入れの取り合わせ。学生たちは引き締まった顔つきで新年初となる濃茶を順服しました。



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