学園だより

正午茶事の稽古

平成30年06月06日(水)

6月6日(水)、倉斗宗覚業躰のご指導のもと茶道科2年生が1階茶室で正午茶事の稽古を行いました。 前夜からの雨が降り続くなか、迎え付けと席入りには露地下駄・露地笠が用いられました。

主客の挨拶に続いて折敷が運ばれ、懐石が始まりました。 半東は裏方の仕事をしながら茶室と厨房の連絡役となり、厨房では懐石担当の学生たちが料理や器を用意。

煮物椀や焼物がタイミングよく運び出され、見学参加の研究科と1年コースは目を凝らします。 正式な正午茶事の流れに沿って、千鳥の盃も汲み交わされました。

初座がスムーズに進行し、昼休みを挟んで後座の稽古が行われました。
「細かい所作を丁寧にご指導いただき良い勉強になりました」、「主客のやりとりも茶事の大切な部分だと知りました」、 「露地笠を初めて扱い、感激しています」などさまざまな感想が寄せられました。

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