研修旅行
平成30年9月21日(金)
9月21日(金)、茶道科全学年が揃って三重県と滋賀県へ研修旅行に出かけました。
最初の訪問地は三重県伊賀市にある伊賀くみひも組匠の里です。
くみひもの説明を聞いた後、希望者はくみひも体験をしました。
まずは昼食 牛すき御膳をいただきお腹を満たしました。
信楽と言えば狸の置物で有名ですが、この置物には8つの縁起の意味があり、八相縁起(はっそうえんぎ)というそうです。
「笠」 悪事、災難から身を守る
「目」 周囲を見渡し正しい判断をする
「顔」 互いに愛想よくいつも笑顔で
「徳利」 人徳を身につける
「通い帳」信用第一
「腹」 冷静さと大胆さを持ちあわせる
「金袋」 金運
「尾」 物事の終わりは大きく、しっかり身をたてる
また狸は「他を抜く」ということで、商売繁盛の縁起物、受験のお守りとしても求められているとのこと、信楽の住民1万人に対して狸の置物は年間10万個も作られているそうです。
今回の研修旅行に向けて、夏休み中、学生たちは伊賀焼、信楽焼についてそれぞれ調べて、前日には研究発表をして研修旅行に臨みました。
事前勉強のお蔭もあり、充実した研修旅行となったようです。