学園だより

学園歳時記【さつき第7号】〜初めての料理実習

令和元年05月31日(金)

5月31日(金)、茶道科2年生と1年コースの料理実習(講師:瓢亭14代当主 橋英一先生)が行われました。
茶道科は1年次のうちに「懐石の基礎」、だしの取り方や包丁の使い方等を6回にわけて学びますが、2年次からいよいよ実習が始まります。
第一回目の今回は、茶懐石の最初に出される「飯・汁・向付」を作りました。
飯は、お出しする時の炊き加減を実践し、その都度試食。汁は「袱紗仕立 青楓麩 焼小茄子 とき辛子」。割合を変えた袱紗仕立の汁を2種類作り、味わいの違いを楽しみました。その後、今回の具材の扱い方を学びました。向付は「鯛細造り 昆布締め 割り出汁かけ」。寄せ鴨川のり、芽紫蘇、山葵を添え、それぞれの盛り付けの仕方も丁寧に教えていただきました。

学生たちにとっては、来月に控えた稽古茶事にむけ良い学習の機会となったようです。

ページの上へ