学園だより

学園歳時記【ふづき第2号】彬子女王殿下講義「身近に感じる日本文化」

令和2年7月14日(火)

本校特別講師 彬子女王殿下による今年度最初の講義が行なわれました。昨今の状況をふまえ、ソーシャルディスタンスを充分に保っての授業となりました。     
今回は「海外の陶磁器コレクションから見る煎茶の隆盛」と題してご講義いただきました。明治維新の時代に当時の官僚・古美術研究家であった蜷川式胤を通して海外コレクターが日本の陶磁器を収集したこと、その影響により欧米で多くの日本コレクションが永きに亘り保管されてきたこと等、資料を元に紹介されました。

聴講した学生からは「海外のコレクターらによって持ち出された日本の茶道具が明治維新後の時代のうねりの中で失われずに済んだのかと考えると感慨深いです」との声が聞かれました。

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