平成18年度 裏千家学園卒業式・第3学期終業式




  3月16日、好天に恵まれ、千 宗室学校長・千 容子副校長はじめ、来賓講師、業躰の出席のもと、平成18年度裏千家学園卒業式及び第3学期終業式が行われました。今年度の卒業生は43期17名、一年コース9名、研究科8名、外国人研修コース1名。

  学校長、副校長はじめ来賓、家族に見守られつつ卒業生達は会場いっぱいの拍手に迎えられて入場。卒業証書、修了証書が代表に授与され、家元賞はじめ各賞の表彰、茶名の授与が行われました。


卒業生代表による卒業証書授与



成績優秀者表彰


  学校長からは「世代の違う中でそれぞれが多くを学んできたことと思います。人生の分かれ道に立った時、心の中にあるであろう道しるべを探してください。判断する心構えを学んだ皆さんの明るい未来を確信しています。在校生は卒業生のがんばった姿を励みに精進してほしい」と告辞が、副校長からは「それぞれの期間、寮生活を始め大変な努力をされたと思います。一つのことをやり遂げたことが今後の皆さんの大きな力となることでしょう」と式辞がありました。


学校長告辞 副校長式辞


  来賓の城守昌二先生より卒業生に、はなむけの言葉が送られ、在校生代表の河野紘輝君から送る言葉が読み上げられると、卒業生たちは目頭を熱くしていました。卒業生代表の最上純恵さんと保護者の代表からそれぞれお礼の言葉が述べられ、式は閉式となりました。
  式後は御祖堂に卒業の報告をし、茶道会館心花の間にて先生方による薄茶をいただきました。


在校生より送る言葉 お礼の言葉を述べる最上純恵さん



保護者謝辞