平成20年度 裏千家学園茶道専門学校入学式



  春雨に花吹く4月7日、千 宗室学校長、千 容子副校長をはじめ来賓・業躰講師が出席の中、平成20年度入学式が行われました。今年度の入学生は、茶道科13名・一年コース5名(中国よりの聴講生1名)・研究科17名・外国人研修コース5名の計40名。保護者や在校生に見守られる中、新入生は一人ずつ紹介されました。


  学校長からは「今咲き誇る桜は長い冬を耐え抜いたからこそ今日があります。皆さんもそれぞれの修行をして自分自身のよい花を咲かせることができる様、茶の湯との人生を佳きものにしていってほしい」と告辞が、副校長からは「茶道専門学校という特殊な環境の中に身をおき、様々なことが有る事と思います。健康に気をつけ、京都の空気を楽しむ余裕をもって歩んで下さい。上級生は自分が一年生だった時を思い出して新入生に接してください。」と式辞がありました。来賓を代表し大塚宗香先生から「今日ここにいる意義を大切に悔いのないように学園生活を送ってください」と祝辞がありました。

  新入生の代表から力強く誓いの言葉が読み上げられ、保護者代表から挨拶が述べられ閉式となりました。

  式後は利休御祖堂に入学の報告をし、茶道科会館心花の間で講師による呈茶を受け、大徳寺聚光院へ利休居士の墓参をして、裏千家学園生としての第一歩を踏み出しました。