第1学期終業式・修了式


学校長祝辞

  祇園囃子が聞こえ始めた7月11日、千 宗室学校長、千 容子副校長、業躰講師出席のもと、平成20年度研究科3か月コース・外国人研修生(みどり会)の修了証書授与式ならびに第1学期終業式が裏千家学園3階大広間にて行われました。
  はじめに学校長より研究科修了16名とみどり会1カ年修了4名に修了証書が厳かに授与されました。

代表による修了証書授与 みどり会生修了証書授与

  学校長からの祝辞では、修了生へ向け、それぞれの課程を修めた今、「これからは皆さん一人一人が自分の進むべき道筋を探さなくてはなりません。人生の岐路に立った時、学園での学びを通じて得た『羅針盤』を有効に活用できるようになってほしい」との激励の言葉。つづいて副校長からは修了生へねぎらいの言葉と、在校生に対しては「身体に注意しながら有意義に夏休みを過ごし、大いに発散して9月に元気な姿で戻って来てください」との温かい言葉が掛けられました。
  最後に修了生を代表し渋沢稔さんが「お礼の言葉」。「…『古きを訪ねて新しきを知る』の言葉通り、日本人としてのDNAを感じ現代社会と向き合い、未来に向かってどうあるべきかをしっかり自覚した3か月」でしたと振り返り、今後「裏千家茶道の修業者の一人として名を汚さぬよう、より良い社会になるよう貢献したい」と力強く決意を述べました。

修了生代表の「お礼の言葉」

  式後、修了生20名は利休御祖堂へ修了の報告をし、慣れ親しんだ学園茶室で実技担当の先生方より一服をいただき、咲き誇る木槿に見送られ学舎を後にしました。


研究科Aクラス 研究科Bクラス

みどり会