平成21年度 裏千家学園茶道専門学校入学式


  満開の桜に迎えられた4月6日、裏千家学園の入学式が執り行われました。平成21年度は茶道科、1年コース、研究科、外国人研修コースに計33名の新入生をむかえ、千 宗室学校長はじめ来賓講師、業躰講師が出席の中、厳粛に開式となりました。


  新入生たちは在校生や保護者に見守られて緊張した面持ちで入場。一人ずつ氏名、出身地などが紹介され、学校長から「裏千家学園の各コース選ばれた皆さんは、それぞれ覚悟をもって入学されたことと思います。覚悟とは、それぞれに与えられた時間をどのように過ごすかということです。努力無くして結果はありません。今、自分は何をなすべきなのか考えて有意義な時間を送ってください。」と告辞が、ご来賓の大塚宗香先生からは新入生の前途を祝っての祝辞がありました。


  各コースを代表して4名が「誓いのことば」を読みあげ、新入生たちは裏千家学園で学ぶ覚悟を新たにしていました。

  式後は、利休御祖堂に入学の報告をし、茶道会館心花の間にて実技の先生方による呈茶を受けました。大徳寺聚光院へ利休居士の墓参をし、裏千家学園生としての第1歩を踏み出しました。