第1学期終業式・修了式



  街中では祇園祭の囃子が聴こえ、蝉たちも忙しくなき始めました。7月15日(水)、茶道会館にて、千 宗室学校長、千 容子副校長はじめ業躰講師が臨席のもと、平成21年度研究科3か月コース・外国人研修コース修了式ならびに第一学期終業式が執り行われ、研究科17名、外国人研修コース5名が晴れの日を迎えました。各コースの代表者に修了証書が授与、引き続いて学校茶道教授者適格証が授与されました。

代表者による証書授与

  学校長からは「修了証は終わりを意味するものではなく、今後学びを続ける皆さんの道標になるものです。皆さんが時折振り返った時、この学園で学んだことが、皆さんの背中を押してくるような存在になってくれれば幸いです。在校生は夏休みの間は心と体のメンテナンスにあて、裏千家学園生としての覚悟を持った一日、一日であるように。」と告辞が 、副校長からは「今後自分は何をすべきなのかをじっくりと考えて、修了生は新しい道に、在校生は新学期に臨んでください。」と式辞がありました。
  修了生を代表して相浦圭子さんから「学園での教えを胸にそれぞれの道で精進します」とお礼の言葉が述べられると、修了生達の目には感無量の涙があふれていました。

お礼のことば

研究科Aクラス 研究科Bクラス

みどり会

  閉式後、修了生は利休御祖堂に修了の報告をし、学舎である裏千家学園1、2の間で実技の先生方による呈茶を受け、「また笑顔でお目にかかれる日を」の言葉を胸に、それぞれの道に向って旅立ちました。



  在校生は夏休みに入ります。故郷でリフレッシュしてまた元気に新学期を迎えることでしょう。