第1学期終業式・修了式



  梅雨晴れの爽やかな7月15日(木)茶道会館2階において、研究科春期3か月コース修了式および第1学期終業式が執り行われました。
  千 宗室学校長、千 容子副校長はじめ業躰講師が出席の中、研究科3か月コース6名と外国人研修コース5名の修了式が開式。修了生の氏名と出身地が発表され、代表の長澤則子さんとシルヴァン・ユエさんに修了証書が授与されました。


  学校長からは『修了生の皆さん、おめでとう。只今証書をお渡しいたしましたが、これは、最終点ではありません。研究科で学んだことを、今後の茶道生活にいかしてください。茶道科生はこの夏休みを、自分の心を見つめなおす時間にしてください。皆さんは茶道に対する志を持って、ここに入学してきたはずです。先輩たちが築き上げてきた、裏千家学園の名に恥じぬような自分であるかどうか?反省の時間にしてください。』と告辞が、
  副校長からは『修了生皆さんは、学園で学んだことを糧としてそれぞれの立場でご活躍ください。学校生活においてのルール、寮でのルールは最低限のものです。皆さんは自分の心の中に自分自身のルールを持って学園生として相応しい行動してください。長い夏休みですので、体調管理に充分に気をつけて、2学期に元気な顔でお目にかかりましょう。』と式辞がありました。

  修了生を代表して西野典子さんからお礼の言葉が述べられ、閉式となりました。

  修了生達は、茶道会館 心花の間で実技の先生方による呈茶を受け、利休御祖堂に修了の報告をしました。

研究科修了生 みどり会修了生

  京都の街は祇園祭の賑わいを見せはじめ、修了生も茶道科生も宵山や巡行を楽み、夏の風情を満喫して、故郷への帰路に着きました。