平成22年度同窓会


  9月23日、平成22年度同窓会が開催されました。
  裏千家学園同窓会は昭和50年に発足。256名からスタートし、現在は1300名を超える会員が日本国内ばかりでなく、海外でも活躍しています。同窓会は発足以来、毎年1回例会を開催しています。

  平成24年には裏千家学園は創立50周年を迎えます。準備の年となった今年度は、宗家はじめ講師の先生方、海外より参加の1名を含め、全国各地より160余名が出席しました。裏千家学園には薄茶席が設けられ、思い出の学舎で一服をいただきました。その後、京都プライトンホテルにて総会および、千 宗室学校長の講演と懇親会が行われました。

  毎回、薄茶席は卒業期ごとの持ちまわりで、今年度は27期生が担当。北海道から熊本までの各地から同期生22名が参集し、20年前の学園時代に戻って、一碗をもてなす難しさと楽しさを実感していたようです。当日は朝からの雨空でしたが、秋雷が涼しさを運んできて、心地よい1日となりました。宗家をお迎えしての第1席は同窓生もお相伴して席入り。炭手前と薄茶でゆったりとしたひとときとなりました。



  午後には、会場を京都ブライトンホテルに移し、総会と学校長のご講演が行われました。講演会では、同窓生に対する学校長ならではの細やかさで、親しくマナーに関するお話をいただきました。総会では、記念すべき年を同窓生が心を一つにして迎えるべく、様々な意見がかわされました。

学校長講演

総会での意見交換

  夕刻からの懇親会では千 宗室学校長、千 容子副校長、伊住弘美様、業躰・講師の先生方をお迎えして開宴。講師の種田道一先生の乾杯で、和やかに会食となりました。久しぶりに顔を合わせた同窓生がテーブルを囲み、時間を忘れて秋の夜長の語らいを楽しんでいました。