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7月25日、千 宗室家元・千 容子校長・伊住宗禮副校長はじめ業躰・講師が出席し、研究科前期課程・外国人研修コース修了式および第1学期終業式が茶道会館にて執り行われました。
はじめに、修了証が研究科修了生代表者と外国人研修コース2名に、学校茶道教授者適格証が1名に手渡されました。

家元からは「今日ここに掛かっている軸『今日無事』、1日の中に自分で節目を見つけて、自分を省みる気持ちというのをあなた方にも持っていただきたいです。本日修了された方々にはこれからそれぞれの故郷に帰って、色んな方と交わる中で自分の中に節目というものを持たれることを祈ります」と祝辞。

校長からは「修了生の皆さん、おめでとうございます。外国人研修コースはたった2人で寂しかったと思いますが、1年間無事に学べて良かったと思っています。暑さの中に何か涼しげなこと・心地よいことを見つけて、この夏を過ごしていただきたいと思います」と式辞。

式の最後には修了生を代表して木山美香さんが「4月の入学式の時に御家元様はこの学園で『羽を与えることができる。そしてその羽を育てていってほしい』と言ってくださいました。そのお言葉が嬉しく、素直な心で多くの学びを吸収しようとこれまで努力してまいりました。心もとないですが、自分を信じてそれぞれの場所へ飛び立ちたいと思います」とお礼のことばを述べました。

令和5年度7月修了者（カッコ内は出身地）
◆研究科前期課程
木山美香（広島県）　小林宏子（兵庫県）　島　真弓（兵庫県）　馬場陽子（京都府）
◆外国人研修コース
ホアン・カイン・チャン（ベトナム）　ウルリカ・ケスキネン（フィンランド）