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1月13日、千 宗室家元・千 容子校長・伊住宗禮副校長はじめ業躰・講師が出席し、第3学期始業式が茶道会館にて執り行われました。

家元より「最後の仕上げの時期です。今年の勅題は和敬清寂の『和』という言葉です。お互いに心を砕くことが場を和ませます。自分が一歩相手の方に踏み出せば相手もこちらの方へ一歩踏み出してくれる、そう信じれば諍いがあっても解消できるのではないでしょうか。大変な年の始まりでしたが、そういう思いをもって進んでいくことで明日の姿が変わっていくと思います。一歩踏み出すことを今年の目標に、日々を送ってもらうことを期待します」と告辞。

校長より「2か月余りと短く、気忙しい時期ですが、それぞれの学年のまとめをして学び残すことがないように過ごしてほしいと思います。学園・寮生活においても、それぞれ自分なりの結果を出せるように学び、穏やかな日々を過ごすように心がけてください」と式辞の後、閉式となりました。

引き続き茶道会館1階茶室にて初点が行われました。
学生たちは家元お心入れの取り合わせで、新春の喜びを感じながら各服点にて濃茶を服しました。