令和4年10月24日学園歳時記
学園歳時記【かんなづき第3号】~製菓実習
10月18日、茶道科3年生と研究科6か月コースの学生は、京都の老舗菓子司「末富」主人 山口富藏先生ご指導のもと、製菓実習を行いました。
今回は、干菓子の押物と州浜を作りました。
それぞれの菓子について解説、またお手本として実演いただいた後、学生たちは慣れない手つきで試行錯誤しながら作りました。
押物はごくシンプルな干菓子ですが、日本の伝統衣装の一つ・十二単と同様に襲ねの色目によって季節を表現しています。学生たちはそれぞれ、どのような色の組み合わせにするのか悩みながら取りかかりました。
一方の州浜は今回は緑色とし、松や菊の葉に型抜きしたり、生地を練って蕨やそら豆など思い思いに成形しました。
時間との戦いの中で、力加減や色の調合に悩みながらも楽しく実習を終えました。